手帳
2001年7月7日手帳の中身がない。
私の使っている手帳は、システムタイプのです。
サイズはバイブルサイズ。ちょっとでかい。
本革製で色は真黒。
眉目秀麗の女子大生が持つには少々似つかわしく御座いません。
去年、大学に入学した際に親に買ってもらったものです。
買うときには矢張りもうちょっと可愛らしいのにしたらどうよ、
としつこく言われましたが、私はこれが欲しかったのーのーのー。
だってかっこいいじゃん。
デキるびじねすまん(死語)みたいじゃん。
というわけで可成なお気に入りでございます。
先日、夏休みの予定をたてようと思って
このお気に入りの手帳をめくったらば、九月以降のページがないのです。
あらあら追加しなくっちゃと思って手帳の中身ストック箱を開けたらば、
そこもからっぽで。
新しい中身を買いに行かなくっちゃ、とそういう状態だったんですが、
それを今日の午後、図書館で試験勉強をしていたら唐突に思い出しまして。
丁度おべんきょう(=ご学友のノートコピーと読むことを指す)にも飽きてきていた
ところだったので、
んじゃ買い物にいきましょーってんで、そう、いうなれば
「手帳の中身を探して三千里」の旅に出たのでございます。
私が使っている手帳はDavinciというメーカーのもので、
中身も同社のリフィルを使うのだ!と決めてかかっているので、
それが購入できるお店を求めていました。
もともとちんけな文具店には売っていないと思っていたので、
デパートあたりに行こうという目論見。
私の主な行動範囲は新宿駅周辺。なので、
まずは手近なところにある某有名百貨店K王へ。
んがここの文房具売り場にはない。なんだよ使えね〜な〜○いおう〜とイラつきなが
ら
次に向かったのはそのすぐそばにある某有名百貨店O田急。
しかしここにもない。苛々倍増。
しかもどっちの百貨店も土曜日だからなのか、それともお歳暮の時期だからなのか、
エライ人がいて。しかもそのいづれもがもれなく高齢者。
もしくはそれに準ずる人々。おじちゃん。おばちゃん。ばばあ。諸々。
はっきりくっきり申し上げれば、動きが鈍くて邪魔なんです。
貴方がたがゆっくりお買い物を楽しむのは結構です。大いに結構。
でも頼むからちょっとその道の端っこあけてくれよ、という状況に
苛々三倍増。
エレガはエレガでまったり喋るんじゃねぇ。こちとら急いでるんでえぇいっ。
急ぐ理由は実はどこにもなかったりするんだけども。
最初に手帳についていたのがそれだったというのもあるし、
それが私にとっては大変使いやすいというのももちろんあるのですが、
元来、私はそういう細かいところに変に固執する性質があって。
ないならあるのでいーじゃん、というのも他人にだったら平気で言いますが、
自分のこととなるとそうは問屋が卸さない。そうは烏賊の(以下自粛)。
こうなったら
その時点で新南口にある東急ハンズへ直行しておけばよかったんですが
(つうか最初っから)
でもそれは移動が面倒。
西口から新南口まで。
考えただけでやる気半減。苛々倍増。
じゃーもーいいや帰っちゃえ。
買える途中で途中下車してあの店に寄ろう、
となったわけです。あの店というのは、手帳本体を買った店で、
そこに行けば買える。三年間のメーカー保証付き、みたいな感じのお店のことです。
でもそこに行くには要途中下車。
それがいやで新宿で彷徨ったというのにぃぃぃ。
ここまできたら観念していきませう。
というわけで帰りの電車で途中下車。
目当ての文房具店が入っている小百貨店の中へ。
エスカレータで昇る。店は確か二階だった。昇った先にあったはず・・・。
が。
ない。
ない。
ない。
あったはずの店がない。
影も形もない。
まさかつぶれたのかよ。
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